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石鎚山登山

2018.09.22

山友3人で愛媛県に有る西日本最高峰の霊峰「石鎚山」に登って来ました。
大阪から車で明石海峡大橋、淡路島、鳴門海峡大橋を通り四国へ
そして徳島自動車道、高松自動車道を通り伊予西城で下り石鎚山ロープウエイ前まで行きました。
15時発のロープウエイは6人だけの乗車だった。
上がった所が成就駅、ここから徒歩数分でスキー場ゲレンデに到着。
平の芝生で近くに自動ドアのトイレ、ロッカー、水道も有る。夜は電気も付く。
そんな芝生でこの日は3人だけでキャンプ。
まだ夕飯は早かったので成就社まで散歩、そこは登山口の神社で宿、土産物屋があるところで看板猫の「タマ」に会えた。

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テントへ戻りベンチで夕飯(わかめご飯、牛丼、鮭缶、スープ、ビール)
夜は月が上がるが雲が多くて明るい夜空でした。でも雲の間から多くの星が見えました。寒くも無くテントで良く眠れました。雨は降らなかったが結露で湿った。
翌朝、5時起床、カレー飯の朝食を食べ不要な装備をロッカーに預けた。
朝焼けに染まる空がきれいでしたが薄雲が広がっていた。

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7時前、キャンプ場を出発。昨日散歩した成就社の登山口(神門)を通ると下り道が続く。(成就ルート)
八丁と呼ばれるコルを過ぎると階段が多くなる急登になる。
そして最初の大きな鎖(試し鎖:登り48m下り19m)が垂れる岩を登る。いきなりの岩登りにちょっと緊張した。
ピーク(前社ヶ森)の後岩下り。小屋前を通ると目の前に岸壁の上に弥山から天狗岳の稜線が見える。
そして一の鎖(33m)ここは短く一気に登れた。土小屋ルートの合流が過ぎると綺麗なトイレ小屋が有る。
そして二の鎖(65m)は長く、岩は滑り鎖に頼って登ったので腕が怠くなる。大きな鎖の輪っかは持ち易いが放してしまうと滑落するので三点支持で緊張して登った。
そして進むと山頂付近に垂直に見えるような岸壁を登っている人が見えてくる。

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三の鎖(68m)は岩のクラックの間を登り、鎖には足を掛けられる三角の輪も有る。一番長く、体を上げるのにしんどかった。
登り終えると直に独特な天狗岳が目に入り弥山の神社の横の広場に出た。ここからの景色は二の森に続く稜線が綺麗で遠くの峰が重なり合うようにの望めた。

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休憩後天狗岳へ向かう。大きな岩場、切れ落ちた崖の上を緊張して進む。石鎚山最高峰(天狗岳1982m)に10:45登頂。

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ここで弥山に引き返すの一般的でしたが
さらに先に延びる南尖峰まで行く。そこから土小屋ルートのベンチ3に行けるルートが有りましたが崖を降りるバリエーションコースになるので安全を考えて来た道を引き返しました。昼頃になり天狗岳から弥山は渋滞で弥山の広場も沢山登山者で混雑していた。
昼食休憩後、下山は鎖を下らずに脇道の階段を下った。13:30前社ヶ森小屋で冷やしあめゆ(400円)を飲んで休憩し八丁まで下ってからの成就社の登山口までの登りが少し堪えた。
そしてキャンプ場に戻り荷物の整理、パッキングをして15:40発の下山ロープウェイに乗りました。下山後、駐車場近くの温泉に入り疲れも流せました。

今回の山行は当初計画した山行の山域が天候不良の為、急遽変更になりましたが初めての四国の山で西日本最高峰に登れとても楽しかった。石鎚山の大きな鎖の登りは修験道の行場そのもので無事修業が出来て良かった!
Iさん、今回3度目で三の鎖に登れて良かったですね。
Nさん、大阪からの長距離の運転ありがとうございました。

https://www.city.saijo.ehime.jp/soshiki/kanko/ishizuchi.html