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2018涸沢紅葉ハイキング

2018.10.07

北アルプス涸沢の紅葉を見に行ってきました。
台風25号の接近で一時は中止も検討しましたが台風は早く通過してくれて無事決行出来ました。
10/06(土) 21:40 さわやか信州号で大阪を出発
10/07(日) 5:15 上高地BTに到着。辺りはまだ暗く雨上がりで少し寒かった。
河童橋からの穂高連峰、焼岳はガスに覆われていた。ベンチで朝食後梓川右岸遊歩道を進んだ。
日差しも出てきて周辺の紅葉や岳沢湿原を見ながら木道を歩きました。
登山者の多くは左岸遊歩道を進むのでこちらはとても静かでした。
そして嘉門次小屋、明神橋を通り徳沢まで進みました。徳沢園ではお決まりのソフトクリームを食べて休憩。
9:45 徳沢から横尾へ向け出発。横尾は涸沢、槍、蝶への分岐地点で多くの登山者が居ました。
10:55 横尾大橋を渡り涸沢へのコースを進む。左手に屏風岩の大岩壁と紅葉を見ながら歩きました。

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本谷橋の河原で休憩しそこから登りになりました。谷筋の紅葉がとてもきれいでした。
14:09 涸沢ヒュッテに到着。直ぐにテント場へ行くと沢山のテントで埋まっていましたが近い場所に平に整地された場所を見つけテントを設営しました。涸沢カール上の穂高の稜線は少しガスが掛かっていました。

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ヒュッテのデッキで名物のおでんを食べて生ビールで乾杯しました。その後、奥穂へ向かうパノラマコースを空身で登り見晴らし台まで登りました。下りのコースを見失ってガレ場を少し迷いましたが涸沢小屋への下山コースに戻り無事テントへ戻れました。
テント内でうどんすきで夕食して休みました。この時、夜空はガスが掛かり星は見えなかった。
夜中、目が覚めテントから頭を出すと満天の星が光っていました。早速カメラに三脚を付け、撮影モード替え星空撮影をしました。頭上にはカシオペア座から東の山方に三星のオリオン座が直ぐに分かりました。
またプレアデス星団の星の集まりも良く見えました。

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外は風は無く隣のテントからいびきが聞こえる静かな夜で寒く無かった。
10/08(月)、4時半頃起床、まだ外は暗く北の空には北斗七星が見えました。
テント内で夕食で余った汁で雑炊を作って頂きました。
辺りは次第に明るくなりカメラを持って外に出ました。ヒュッテのデッキには大勢の人がカメラを持って構えていました。
5:50 日の出が穂高連峰を上からオレンジ色に光って来ました。モルゲンロート(朝焼け)の始まりです。

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快晴の青空にオレンジ色に輝く穂高連峰の美しさに感激しました。
テントを撤収し6時半頃出発し下山はパノラマコースを進みました。しばらくは危険な岩場の登りが続きます。
振り向けばヒュッテからカール、前穂、奥穂、涸沢岳、北穂を一望出来、登りに連れ槍ヶ岳も見えるきれいな景色を楽しめました。
 
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屏風のコルからは下り道でしたがガレ場続きで足を下すのも辛かった。重いザックに踏ん張りが無くなり少し滑ってしまった。中畠新道の分岐から緩やかになり林道になりました。新村橋を渡り11時半前に徳沢園へ戻って来ました。カレーライスを食べてまたアイスクリームも頂きました。十分に休憩した後出発しました。
徳沢から河童橋までは多少のアップダウンは有りますが平坦な道でしたが足の裏の痛みと肩の痛みで歩くのも少し辛かった。上高地ビジターセンターに入って少し休憩し河童橋へ行きました。
午後になっても晴れ間が続き河童橋からは穂高連峰がとてもきれいに望めました。梓川の輝きの向こうに焼岳もきれいに望めました。橋周辺は大勢の観光客と登山者で大賑わいでした。
お土産を買ってバスターミナルへ向かうと長い列が伸びていました。駐車場へのシャトルバスの乗車順番待ちと思いました。
15:40 無事大阪行きのさわやか信州号に乗れました。
三連休の最終日で高速道の渋滞が予想されましたが大した渋滞は無く22時過ぎ大阪に着き帰宅出来ました。

晴天の涸沢紅葉、北アルプスの峰々、満天の星空、足の辛いのも忘れる楽しい二日間でした。
今回もご一緒してくれたMさんにはお世話になりありがとうございました。
また危険なところも無事に一緒に付いて下さり感謝致します。
アルバム
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