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ビバーク登山(TI検定登山)

2016.10.22

出張から帰った日の晩9時に阪急芦屋川駅前に集合。
10名のメンバー(リーダー2名)が揃い出発。
少し霧雨の夜でしたが合羽を着るまでには無かった。
公園でウォーミングアップ(ストレッチ)体操してから夜道を進んだ。高座ノ滝から岩場の登りをヘッドライトで足元を照らし注意しながら登って行った。途中分岐地点では地図に時間、現在位置座標、高度を書き込み、次のポイントまでの距離、高度、所要時間、行程を考え、コンパスで方向を定めて進んだ。
また先頭者を順に交代してリードしてもらった。先頭者は常に後続者の進み具合を気をくばいながらルートを間違えないよう進まなければならない。また危険箇所などは注意報知も大事な役目だ。
この時期は体温調整にも気を付けなければならない。休憩時は汗も引き風が当たると急速に寒く感じるので直ぐに防寒する態勢が必要だ。首に巻くタオルの有無でも体温調整できる。
風吹岩のポイントからは神戸から大阪の夜景が綺麗に望めた。
 
ファイル 323-1.jpg
途中、ヘッドライトを消して(前から偶数の人だけ、全員消すと暗黒になり進行不可)の歩行体験、電池交換など出来るか確認した。明かりはヘッドライト以外にも予備のライト、スマホなどの明かりを直ぐ付けられることも大事。
0時過ぎ、幕営地の雨ヶ峠に到着。直ぐ各自平らな場所を確保してツエルトを設営した。
リーダーが沢山のビールやおつまみも担いできてもらい東屋で宴会をした。そしてほろ酔い気分でシュラフカバーに潜り直ぐに寝られた。夜中にランナーの声で騒がしかった時が有ったようですが全く気付かなかった。
5時過ぎ起床し、まだ暗い中朝食、荷物整理し6時過ぎ出発した。
東の青空に雲が白く輝き出した。天気は良さそうなので安心した。
 
ファイル 323-2.jpg
三角点の表示意味など確認したり、稜線上でトラブルが発生した状況を想定し直ぐにツエルトで身を護れるかを石の宝殿の広場で確認した。
ツエルトの中で水を沸かせば直ぐに暖かくなることも分かった。また風が強い状況ではツエルトが飛ばされないようザックなどで重石を直ぐに置くことに注意しなければならない。
そして、東六甲縦走路から座頭谷へ下り蓬莱峡へ行きました。
途中、リーダーが受講生のローピング(ロープワーク)のチェックを個別でされた。
ローピングの正確さとその必要性、それを初心者に理解できるよう説明できるか、人に説明するには熟知・体得しなければならない。
 
ファイル 323-3.jpg ファイル 323-4.jpg
リーダーの前を歩く人は歩き方もチェックされた。基本はフラットフィッティング、靴裏を見せないよう小股で歩く。着地は浮石に注意し、飛ばないこと。静加重、静移動が基本。
蓬莱峡の岩場は大勢の山岳会が練習されていた。
リーダーがロープの設営をしてもらっている間、トラバースの練習をした。そしてプルージックで安全確保し三点支持でクライムアップ、ダウンの歩行確認、自己ビレーの確認をした。
肩がらみの懸垂下降をした後カラビナスルーによるトラバースの登り下りも練習(確認)した。最後に各自の登山計画書、今回のポイントを記載した地図の提出をして午後4時頃終了した。皆さん、お疲れさまでした!

ファイル 323-5.jpg

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