休みの晴天はもう暑いと分かってながら出掛けたくなる。
今日も朝から青空、気温も上がりそう・・・
久しぶりに初夏の三草山(能勢町)に行って来た。
能勢電の山下駅から9時発の能勢の郷行きのバスはガールスカウト達の団体さんと一緒になり満員状態でした。
20数分揺られながら森上バス停で下車。何人かのグループも降りる。
長閑な田園の中を三草山に向け進んだ。
田植えの済んだ田んぼの水面に山が映っていた。
道端に沢山のウツギのお花が満開でした。
10時前、慈眼寺前を通過し三草山の全容が現れる。直ぐ登山道への分岐が有りましたが今回はそのまま左手に三草山を見ながら直進した。
しばらく行くと山肌に連なる棚田が現れた。そこは棚田百選に選ばれた景勝地の長谷の棚田でした。茅葺の民家も点在し日本の原風景を感じた。棚田は水を湛えていましたがいくつかは荒れたところや畑になっているところも有った。
そしてここから三草山へ向け登って行きました。才の神峠と呼ばれる分岐に到着し三草山への登山道を登って行った。階段の多い登りを十数分で山頂広場に11時前、三草山(564m)に登頂した。
辺りは誰もいない、お天気は良いがこんな暑い時に登る人はいないのが自然だと思った。簡単に昼食を済ます下山コースのチェックをした。
そして、ゼフィルスの森と呼ばれる中を下山し慈眼寺からのコースの分岐に到着。そして地図に有る反対方向の上阿古谷への道を進んだ。
しかし、途中、道の先は藪で完全に塞がっていて道らしきものは無かった。困った。地図を見てコースを尾根伝いで林道に出れるコースに変更して登り替えした。但しこの尾根道も地図には有るものの全く道は無く踏み跡も無い。地図とコンパスで方向を定めGPS位置を確認し尾根に沿って倒木を越え枝を掻き分けながら進んだ。
そして尾根から林道へ下山は急な斜面を木に捕まりながら滑るように下りていった。ところが着いたところは辺り一面藪に囲まれて身動き出来ないようなところに入ってしまった。居場所は分かっていたが進みべき道が分からなくなりちょっと焦った。時刻はまだ12時半頃だったので落ち着いてまた下りてきた斜面を登り尾根出てコンパスで林道方向をチェックして少し先の斜面から下りて行った。少し明るく開けた所に出て林道の方向を確認すると藪が塞いでいたが地面は道のような形跡が有り藪漕ぎしながら足元に注意して進んだ。そしてやっとの思いで開けた林道に出ることが出来安心しました。
少し遠回りになりましたが予定のコースに入って日生中央駅方向に向け田園地帯の道を進みました。手元の温度表示は36℃を越え暑さに耐えながらゆっくり日差しの中を進み車道に出てマンション
の横を通り日生中央駅に14時半過ぎ到着しました。
そして広場の木陰で休憩し近くに住んでいる妹に車で迎えに来てもらって家にお邪魔してシャワーを借りてビールも頂いて寛げました。