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安全登山の集い

2016.11.12

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山岳会主催の講演会に参加しました。
安全登山の趣旨には少し外れる内容でしたが普段経験することが無い山行スタイルに興味が持てました。
本当の自然を楽しむにはその分リスクも大きいことを覚悟しなければならい。
また危険を冒せる技術と忍耐力も備わなければならない。

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『サバイバル登山とは』
 サバイバル登山とは、できるだけ自分の力で山に
登ろうという試みである。食料や燃料を現地調達し
ながら、長期間、道なき山の中を歩く。山小屋はも
ちろん登山道もできるだけ使わない。渓をたどり、ヤ
ブをこぎ、山頂へ。行動中に釣ったイワナや、採つ
た山菜、キノコがその日のおかずだ。冬はシカを撃っ
て解体する。ヘビやカエルも貴重なタンパク源になる。
日が傾いてきたら、安全で快適な野営地を探し、薪
を集めて焚き火をおこす。晴れていれば星空の下、
雨の日はタープを張ってその下で眠る。ヘッドライトも
時計も携帯電話もテントもストーブ(コンロ)も持たず、
食料は米と調味料だけ。食料調達のために、視線は
おのずと山や森を探る。山とそこに生息する動植物ヘ
の造詣は深まり、自然を深く体験することになる。
                (「はじめに」より抜粋)