2021.12.12
久しぶりに金剛山へ登る計画を変更し、すぐそばの東條山へ初めて登ってきました。金剛登山口バス停を下車して金剛山の反対側へ進み、国土地理院の地図に有る道への登山口を探しましたが有りませんでした。仕方がなく、赤滝谷から登ることにしました。
谷に入るのに千早川に掛かった鉄棒組橋を渡らなければならなかった。その橋を見て一瞬戸惑いましたが意を決して渡ることにしました。最初の一歩で恐怖心が込みあがって進めなくなりましたが対岸を見つめて緊張しながら何とか無事に渡りました。
大きな赤滝はすぐのところに有って近くまで寄って写真を撮りました。滝の上に登る決まった道も無いようなところを登り谷を遡上しました。所々に古いテープを目にして地図を確認しながらワイルドな沢を登っていきました。
あまり人も入らないコースのようで誰にも会わず進みました。
沢の岩には沢山の苔が有って岩を超え、滝を超え東条山への谷を登っていきました。尾根への近道に地図に有る802ピークを目指して最後の急登を這い上りました。もう下山は出来ない状況になり滑落だけをしないよう必死で登り稜線直下の木をつかみ藪漕ぎして稜線へ出ました。そして直ぐ近くの802ピークで昼食休憩しました。人の声も、鳥の声も、他の音も全く無い静寂な時間を楽しめました。
稜線を進むと大住谷からの登山コースの分岐が有り、東條山へは直ぐに着きました。三角点は無く展望もない山頂でした。下山は千早峠へ進みました。
紀見峠へのダイトレを進み今回十字峠から旗尾岳を登って天見へ下山するつもりでしたが、十字峠へのコースに沢山の林道が作られて
林道を徘徊してしまい十字峠には着けずにまたダイトレの尾根に登り返してしまいました。また次回に天見からリベンジします。
気分も疲れたので紀見峠へ行かず西ノ行者堂から柱本登山口へ下山して町中を歩いて紀見峠駅から帰りました。17.4Km歩いた。