今年はコロナ感染の外出自粛と悪天候続きで登山の機会も少なくなりましたが、北アルプス後立山連峰の唐松~五竜岳へ登って来ました。
八方尾根の途中まではゴンドラ・リフトを使い楽ちんでしたがガスの中で落ち込みました。しかし雲の上に登ると最高の景色が見れました。
念願の八方池に映る白馬三山も青空の下きれいに見られて感激でした。
素晴らしい景色に写真撮影にゆっくりし過ぎたことと、18㎏の久しぶりの重たいザックにバテ気味になって予定より1時間遅れで稜線へ登り、目の前に剣岳が飛び込んで感動でした。唐松岳も往復1時間で行けましたが今回はこの先の五竜岳への危険な岩場通過と体力温存の為に写真撮影だけして先に進みました。
そして暗くなる前に無事に五竜山荘キャンプ場でテント設営が出来ました。途中、岩場でヤマレコユーザの方に写真を撮ってもらいました。またライチョウにも2度会えて良かったです。
売店で五竜山荘の名物Tシャツを買いました。テント内で乾杯し簡単に夕食をして防寒対策してシュラフに潜って寝ました。夜中はずっと風が強くテントがバタついていました。星も沢山出ていましたが寒くて撮影は諦めました。
翌日5時前にサブザック装備でまだ暗い中、五竜岳へ向かいました。
山頂に着く前にご来光が有りましたが辺りオレンジ色に染まるモルゲンロートの中に身を置いているのを感動でした。五竜岳も岩場登りが有りますが身軽で登れました。山頂では少し雲が出て鹿島槍、剣岳の頭は見えなかったけど昨日歩いた唐松からの稜線、今日下山する遠見尾根の稜線はきれいに見れました。
下山途中でまたライチョウに会えました。
テント撤収して8時に山荘を出発して長い遠見尾根を何度もアップダウンして13時アルプス平まで下山しました。アルプス平には高山植物園が有り夏には沢山のお花が見れるところです。今は秋のお花が少し咲いていました。そして、ゴンドラに乗り一気に下界へ下りました。十郎の湯に入りゆっくり疲れも流してJRで無事帰りました。
今年初めての、最後の?北アルプス、素晴らしい景色に感動としっかり登山出来た山旅でした。