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北八ヶ岳登山

2012.03.17

山の会で5名のメンバーと北八ヶ岳・天狗岳、蓼科山に登って来ました。
16日(金)仕事を定時に終え退社。帰宅途中にワインと行動食を少々買い物。21時前大阪駅前に集合。
今回、昨日リーダから麓の茅野市の降水確率土曜日80%日曜日50%ということで決行か中止かは多数決で決められた。結果、決行となり山は雪の覚悟で臨んだ。
二日目はテント泊ということで参加者の装備は大きくなった。
皆さんのいっぱいの荷物を車に積み込んで出発した。名神、中央道を走り諏訪ICで下りると茅野市に入った。ビーナスライン、メルヘン街道を進み渋の湯の駐車場に3時頃到着。2時間半程仮眠した。明るくなり外は雪、身支度をして7時前出発。
 
ファイル 74-1.jpg
黒百合平に向けトレースが有る雪道を登って行った。9時20分位、山小屋黒百合ヒュッテに到着。
大きな太陽電池パネルが目立った。開けたところは吹雪状態。ここでアイゼンを装着。10時前中山峠(標高2410m)到着。ここから大きな岩も現れて稜線上と思われるところを進む。
 
ファイル 74-2.jpg
凄まじい吹雪で顔に当たる雪氷で痛かった。突然の強風でバランスを崩しやすくリーダーから対処方法を学んだ。
 
ファイル 74-3.jpg
必死の思いで12時前天狗岳(2646m)登頂。皆で写真に収まって早々に登ったトレースを下山。
吹雪の中景色がよく分からい状態でトレースも分かり難くくメガネのレンズは氷で視界が遮られるのでメガネを外して進んだ。下山は登って来た以上に道が長く感じた。
無事駐車場に戻る。小雨が振っていて今夜のテント泊をどうするか相談。茅野駅前ビジネスホテルに泊まることとした。
今回大きなザック(60-70L)のザックで寝袋などの荷物を車に置いていけたのは良かったが中身が減ったところバランスが良くなくて荷重が肩に掛かり肩の痛い状態が続いた。また寝不足で眠気を感じながらの吹雪で行動食をよく取れなくエネルギー不足も感じての辛い登山となり反省すべき点が多く有った。
ホテルに向かう途中で温かなお蕎麦を食べた。ホテルチェックインして温泉へ今日の疲れが癒された。
ホテルの部屋は和室10畳でゆっくり出来た。濡れた手袋、上着も干すことが出来た。持ってきたワインで宴会~フルボトル2本を空けた。意外と眠気は無く皆さんと宵を楽しんだ。
18日5時の目覚ましが鳴った。直ぐには起きれなかった。
天気は曇、朝食のパンを食べ、荷物を整理し、蓼科登山に出発。
車前方に八ヶ岳の赤岳が見え薄っすらと日差しも感じられた。ビーナスラインを登って行くと蓼科高原の別荘、山荘が沢山並んでいた。スズラン峠の駐車場に7時半前に到着、既に沢山の車が停まっていた。ハーネスなどの装備は不要で荷物を軽く出来た。重たい一眼レフカメラはどうするか悩んだが天気の回復を期待し良い写真を撮りたいと思ったのでザックに入れた。
蓼科山は円錐形の美しい山容から諏訪富士とも呼ばれる。登りの連続で天狗岳よりしんどいと聞いていたので心配された。なだらかな樹林帯を抜けるとまっすぐに急登が続く。辛い登りで息が上がった。上の方に岩が見えてきてリーダーが頂上は近いと言われると元気が出てきた。
 
ファイル 74-4.jpg
沢山の岩にはびっしりと氷の結晶がエビの尻尾の様に出来て自然が作る芸術に感動し撮りながら登って行くとなだらか広い頂上に11時頃到着。風は有るものの天狗岳の様な吹雪で無かったので気分はとても快適でした。景色も雲が晴れ八ヶ岳の全容も現れ一眼レフカメラで沢山撮れた。
 
ファイル 74-5.jpg
山頂の小屋の影でゆっくりと食事が出来たのも良かった。下山は急登で辛かったところを一気にシリセードしてピッケルで滑落停止も練習しながら下りた。岩場の坂では一歩づつ滑らないよう下りる訓練、足に力が入り痛かった。
13時45分頃無事駐車場に到着。
茅野市へ下山途中で見つけたホテル親湯の温泉で汗を流した。
サービスエリアで夕食し無事22時頃大阪へ戻りました。

長時間の車の運転、Eリーダー本当にお疲れ様でした。無事厳しい天候の登山も出来、お世話になりました。ご一緒してくださったメンバーとも楽しく過ごせました。ありがとうございました。

★ アルバムです ★
http://www.noburinm.com/hiking/20120317kitayatsu/

コメント一覧

久美子 (03/22 19:56) 修正

天気の悪い中、、決行されたんですね。。

のぶりんさんが、、うらやましいです
毎週、山に、行かれてて、、夢中になってる

のぶりんさんに、とって、、山は、、恋人なんでしょうね~~

のぶりん (03/23 22:42) 修正

自然は厳しくも美しくも、その中に身を入れたくなります。人も自然。山は人でないから恋人にはなれないですよ。