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奥穂高岳登山2

2012.10.08

奥穂高岳からの景色を十分に楽しんだ後9:50登って来たコースを下山。10:28穂高岳山荘前に無事到着・休憩。10:39涸沢岳に向け登山開始。11:03涸沢岳(3110m)登頂・休憩。槍ヶ岳の前に北穂高岳への険しい稜線が見えた。南方は西穂高岳からジャンダルム、奥穂高岳そして山荘が一望出来た。
 
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11:17北穂高岳への稜線を下山。垂直に近い岩場を鎖や梯子でサポートしながら下りた。岩ばかりの稜線のコースは至るところに○、×印が白いペンキで書かれ登山者を安全に誘導している。しかし浮石も多く一歩一歩緊張しながら安全を確認して登り・下りを繰り返して北穂高岳へ向かった。
 
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午後になって西の方からガスが昇って来た。前穂高岳から段々に伸びる北尾根、涸沢カールを右手に巻きながら、東方にピラミッドの山容の常念岳、西方にはガスが掛かってきた笠ケ岳を北アルプスの沢山の名峰を楽しみながら進んだ。
 
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13:51北穂分岐に到着。ここから北穂高岳まで200mの登り。そして、14:02北穂高岳(3106m)登頂。ここから槍ヶ岳はすっかりガスの中で望めなかった。すぐ下に小屋の赤い屋根が見えた。いつかはここから槍ヶ岳へ縦走したいと思いました。
 
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14:10涸沢へ向け下山。南陵の尾根を前方に涸沢カールを見ながら高度を下げた。ガレ場、鎖・梯子で降りる崖も多く足の負担が増えた。前方のテント場が中々近づかなかった。
16:42涸沢小屋横の分岐に到着。17:00やっと我がテントに到着した。今夜の夕食はヒュッテのテラスでビールを飲みたい思いだったので痛い足を我慢しながらヒュッテ行った。生中とカレーライス(計1700円)で今日の登山を自分で労った。カールの上半分はガスが掛かっていた。18:00テントに戻り明日出発整理と下山コースの検討をした。バスの出発受付時刻14時までにバースターミナルに行かなければならない。計画のパノラマコースは危険なところも有るようで20kgのザックを担いで大丈夫か不安だった。登ってきた涸沢のコースにするか最後まで悩んで寝てしまった。
10/9(火)4:00前起床。夜空は昨日のように月明かりと満天の星空が広がっていた。簡単に朝食を済まし荷物のまとめをして、まだ薄暗い中の5:13テント撤収完了して5:29涸沢ヒュッテを後にした。そしてすぐパノラマコースへの分岐が有りパノラマコースへ意を決して進んだ。鎖が張ってある崖を重いザックに振り回されないよう登ったり、ロープが張られた崖淵を昨日以上に緊張して進んだ。でもこのコースから見える景色は最高でした。後ろにテント場からカール、穂高連峰が一望出来たり、左前方には槍ヶ岳の雄姿が朝日に照らされて望めた。
 
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そして6:45屏風ノ頭の分岐に到着。ここからは上高地へ向け下山の一途だ。
ガレ場状態の長い下りを足の指、裏の痛みを感じながら進んだ。大きな岩の河原は足の置く所にうんざりしてくる。でも後ろ振り向けば青空に前穂高岳を望み元気をもらって進んで行った。林道まで出て平坦な道にホットして歩いていくと9:49新村橋に到着。もうここまで来ると安心でした。10:04徳沢園到着・休憩。
ゆっくりペースで歩いて11:11明神館に到着。ここの食堂で岩魚定食と生大(計2300円)をゆっくり頂いた。エネルギー回復もして12:09明神橋を渡って反対側の岸から河童橋を目指した。こちらのコースは木道が続き上高地の綺麗な渓流も楽しめる。13:07河童橋手前の穂高連峰が一望できるスポットに到着。残念なことに穂高岳の稜線はガスに掛かってしまって望めなかった。午前中は良かったと思う。でも、昨日はあのガスの中の最高峰からここを見下ろしていたことは確かなことです。河童橋付近は平日に関わらず大勢の観光客で賑やかでした。予定通り14:00前バスターミナル「さわやか信州号の6番乗り場」前に、14:30バスターミナル出発。この日はバスの規制日で無かったので乗り換え無に大阪へ向け走った。渋滞も無く予定時間より早く20:30梅田に到着出来ました。

今回の北アルプス登山は訪れて見たかった涸沢の紅葉と先日出張で機上からみた北アルプスを登りたい思いで急きょ単独山行で実現出来た。
天候が良かったのも安全に登山出来た要因と思います。(完)

☆アルバム公開中☆
http://www.noburinm.com/hiking/20121007HOTAKA/