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三草山

2014.06.01

休みの晴天はもう暑いと分かってながら出掛けたくなる。
今日も朝から青空、気温も上がりそう・・・

久しぶりに初夏の三草山(能勢町)に行って来た。
能勢電の山下駅から9時発の能勢の郷行きのバスはガールスカウト達の団体さんと一緒になり満員状態でした。
20数分揺られながら森上バス停で下車。何人かのグループも降りる。
長閑な田園の中を三草山に向け進んだ。
田植えの済んだ田んぼの水面に山が映っていた。
道端に沢山のウツギのお花が満開でした。
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10時前、慈眼寺前を通過し三草山の全容が現れる。直ぐ登山道への分岐が有りましたが今回はそのまま左手に三草山を見ながら直進した。
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しばらく行くと山肌に連なる棚田が現れた。そこは棚田百選に選ばれた景勝地の長谷の棚田でした。茅葺の民家も点在し日本の原風景を感じた。棚田は水を湛えていましたがいくつかは荒れたところや畑になっているところも有った。
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そしてここから三草山へ向け登って行きました。才の神峠と呼ばれる分岐に到着し三草山への登山道を登って行った。階段の多い登りを十数分で山頂広場に11時前、三草山(564m)に登頂した。
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辺りは誰もいない、お天気は良いがこんな暑い時に登る人はいないのが自然だと思った。簡単に昼食を済ます下山コースのチェックをした。
そして、ゼフィルスの森と呼ばれる中を下山し慈眼寺からのコースの分岐に到着。そして地図に有る反対方向の上阿古谷への道を進んだ。
しかし、途中、道の先は藪で完全に塞がっていて道らしきものは無かった。困った。地図を見てコースを尾根伝いで林道に出れるコースに変更して登り替えした。但しこの尾根道も地図には有るものの全く道は無く踏み跡も無い。地図とコンパスで方向を定めGPS位置を確認し尾根に沿って倒木を越え枝を掻き分けながら進んだ。
そして尾根から林道へ下山は急な斜面を木に捕まりながら滑るように下りていった。ところが着いたところは辺り一面藪に囲まれて身動き出来ないようなところに入ってしまった。居場所は分かっていたが進みべき道が分からなくなりちょっと焦った。時刻はまだ12時半頃だったので落ち着いてまた下りてきた斜面を登り尾根出てコンパスで林道方向をチェックして少し先の斜面から下りて行った。少し明るく開けた所に出て林道の方向を確認すると藪が塞いでいたが地面は道のような形跡が有り藪漕ぎしながら足元に注意して進んだ。そしてやっとの思いで開けた林道に出ることが出来安心しました。
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少し遠回りになりましたが予定のコースに入って日生中央駅方向に向け田園地帯の道を進みました。手元の温度表示は36℃を越え暑さに耐えながらゆっくり日差しの中を進み車道に出てマンション
の横を通り日生中央駅に14時半過ぎ到着しました。
そして広場の木陰で休憩し近くに住んでいる妹に車で迎えに来てもらって家にお邪魔してシャワーを借りてビールも頂いて寛げました。

赤阪山・三国山

2014.05.25

今日もお天気良くお出かけ日和。
昨年は5月初めにテン泊で高島トレイル歩いた。
今年は、春のお花の時期は終わった山を楽しめました。

大阪を出る頃は雲が出ていたが湖西線を北上すると青空が広がってきた。田植えが終わった水田がキラキラ光っていた。
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マキノ駅前9:46発のバス(\220)に乗りさらさ温泉で下車。スキー場の緑のゲレンデを上がると赤阪山の登山口。登り始めの長い階段で汗だくになる。登山者は思ったほど少ない。お花が咲き終わったイワカガミが沢山。でも上がったところでまだお花が残っていた。
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11時45分赤阪山登頂(823.8m)。12時まで山頂からのパノラマを楽しんで昼食休憩し、明王ノ禿へ向かった。多くの登山者は登って来た道を下山していった。
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赤阪山からきつい下りから少し登ったところが明王ノ禿と呼ばれる花崗岩が風化し険しい崖と奇岩がそそり立つ特異な景色が広がる。
振り返ると赤阪山頂が崖越しに望めた。側の登山道脇にサラサドウザンのお花が満開だった。
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しばらく低いブナ林を進むと三国山の分岐が有り今回も三国山(876.3m)にピストンした。この辺りは湿原で昨年の5月初めは満開のトクワカソウの群生を楽しめましたが今回は全くお花は見つけられなかった。
でも至るところにタニウツギのピンクのお花が沢山咲いていて十分楽しめた。また新緑のトンネル歩きはサイコーに気持ち良かった。
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黒河峠に13時半過ぎ到着。昨年はこの近くで幕営したところ。
ここから林道をひたすら下山。ずっとゆるい坂道だったので快調に歩けた。しかしあちこちに木の上から毛虫が垂れ下がっていてよけるのが大変だった。そして車道に出てしばらく歩くとマキノ白谷温泉「八王子荘」(\500)を見付け入った。予定では15時到着でしたが20分も早く着いた。温泉は露天風呂も有り空いていてゆっくり入って汗と疲れを流せた。バス停がこの温泉の前に有り16時13分発に余裕で乗れた。バス(\220)はさらさ温泉を経由してマキノ駅へ。そして16時50分発の新快速姫路行きに乗って大阪には18時半頃到着した。

再び葛城山から金剛山へ

2014.05.18

満開のツツジが気になりました...
先週と同じルートを友人と登りました。富田林駅前のバス停は先週の3倍程の混雑ぶり、超満員の臨時バスに何とか乗れました。バスだけで疲れました。また登山口から数珠つなぎ状態の渋滞、前の団体がゆっくりペースで登るのが原因、山頂も人ごみ、うんざりした。
しかし山頂からの遠望は先週よりきれい!ハルカス、六甲も見渡せた。奈良の町も山も良く望めました。ツツジは満開状態、でも所々白く枯れたようなお花が気になった。
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一応先週レベルの撮影をして水越峠へ下山。
大勢の団体がきつい階段を登って来られた。
フジのお花もきれいにさいていた。水越峠からの金剛山登山者は少なかった。
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水飲み場で休憩後モミジ谷のコースへ、すっかり静かな山を楽しめるようになった。金剛山のブナ林に到着し真っ赤に染まった斜面の葛城山がきれいに望めた。野鳥の餌場で3、4羽のカケスが近づいて縄張り争いのような喧嘩も目撃した。今日も沢山のカケスの写真が撮れた。
そして2時半頃山頂広場へ、休憩後ヤマブキ草の群生地から下山。ヤマブキ草は満開状態で黄色いお花を咲かせていました。山芍薬は殆どが花びらを散らせていたが奥の方でまだきれいな状態のお花を見付けた。また近くにユキザサが沢山きれいに咲いていました。
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ニリンソウ畑は一輪の状態のお花がまだ元気で残ってくれていました。そして先週まだ咲いていなかったクリンソウは咲初めでしたが紫のお花が沢山咲いていました。
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今日も一日よく歩きました。

アルバムアップしました。
https://plus.google.com/photos/100295378134712794957/albums/6016245660422614689?authkey=CJ2j8IjYkv6zWg

葛城山から金剛山へ

2014.05.11

 今年の葛城山(大和葛城山)のツツジを見に登って来ました。昨年は御所から歩きましたが今年は水越峠の葛城登山口から天狗谷を登り山頂のツツジを見た後ダイトレ道をから水越峠へ下山し金剛山への林道を進みモミジ谷から金剛山へ登りました。
 8時過ぎ、富田林駅前の水越峠行きバス亭には既に長蛇の列、皆お目当ての葛城山のツツジを見に登られる登山者だ。8時20分発のバスは満員状態で出発した。その後、臨時の葛城登山口直行便が出てバスに乗れました。
青空に金剛山の新緑が綺麗に車窓から見ながら9時前に登山口に到着。
葛城山に登るのはおそらく1年ぶり。今年はツツジの開花が早まりそうとの情報も有って昨年より1週間前の今日に登ってみることに決めた。また天狗谷のコースも登りは初めての気もした。
階段が多い登山道を休憩無に登り、10時15分に二等三角点の有る山頂に到着(標高959.2m)。日差しがとても暑かった。景色は少し白っぽく遠望はよく無かった。ツツジ園に向かい金剛山が綺麗に望めた。
沢山の観光客もロープウエイで上がって来られていた。
遠くから見る分ではツツジは赤く染まっていましたが大抵の木は近くから見ると蕾状態でしたが大きく膨らんで今にも咲きそうな感じでした。
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景色とツツジを沢山撮って10時50分ツツジ園を後ににしてダイトレを水越峠へ向け下山。登山道脇のツツジの方がよく咲いていました。11時半、水越峠到着、ここは大阪府と奈良県の県境。
直ぐゲートを越え金剛山の林道を進む。11時55分水飲み場に到着し休憩。
その後、昨年はダイトレから登りましたが、今回はモミジ谷のコースを進みました。ちょっと不明瞭な登山道と何度も渡渉しながらのワイルドなコースでした。沢から一気に尾根に上がりきるとブナ林近くの遊歩道に出ました。
金剛山から葛木山の赤く染まった斜面が見えました。
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そして、いつものように野鳥の餌場に行き、ピーナツを出すと直ぐヤマガラ、シジュウガラが掌に乗って来ました。今日はカケスが近くまで来てくれたので沢山の写真が撮れました。
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山頂広場には14時20分に到着。金剛桜がちょうど満開のお花を咲かせていました。
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下山はヤマブキソウの群生地からカトラ谷へ下りました。ニリンソウは二輪が咲き誇りお花の絨毯のようでした。朝からここへ登っていたら渋滞と思いましたがお昼が過ぎるととても静かでした。
ゆっくりお花を楽しみながら撮影ができました。ふと、ここで懐かしい山友さんに出会い話が出来ました。
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ヤマシャクヤクはまだ蕾状態で、クリンソウもまだ先のようでした。
無事下山し、またいつものように山のお豆腐屋さんで絹豆腐を買いました。そして向かいのお店で豆乳ソフトクリームを買って食べながらバス停に向かい16時9分発河内長野駅前行きのバスに乗り帰りました。

コメント一覧

久美子 (05/15 08:36) 修正

葛城山、今が、一番、つつじ、満開、山全体が、
真っ赤に染まり、綺麗ですね^^~

すっごい、、二山、制覇、ですか、、
葛城山、だけでも、登り、二時間も、かかるのに、、
やはり、のぶりんさんは、健脚ですね~~

                 のぶりんさん

のぶりん (05/16 00:34) 修正

今年の葛城山のツツジも今週末がちょうど良さそうですね。また登りたくなってきました。
いつも山に登って元気になります。

のぶりん

岩湧山ビバークと槇尾山岩トレ

2014.05.04

山のサークル仲間と岩湧山へ夜間登山、山頂ビバーク、槇尾山岩トレの山行に参加してきました。
21時、南海高野線紀見峠駅集合。メンバー4名と岩湧山へ向け出発。
普段は滝畑から紀見峠へ下山しますが今回は逆コースでしかも夜間の初体験でした。
ヘッドライトだけの明かりで月は出ていなかったので明かりを消すと暗黒の世界。一人では心細くなりますがベテランメンバーと一緒だから安心して歩けました。
3合目まで登ると稜線のダイトレに22時半に着きました。
休憩後、山頂に向けダイトレ道を進みました。
途中木々の間から下界の明かりが見えました。
0時25分に岩湧山頂三角点に到着。周囲は遮るものが無いので風が吹き寒かった。大阪から神戸までの町明かりが一面に輝いて綺麗でした。この景色は夜にしか見られない絶景でした。
 
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ビバーク地は風が少ない所を捜して山頂稜線から少し下りた林道にツエルトを設営しました。地面にシートをひいてシュラフカバーにもぐりこんで寝ました。夜間の気温は下がりツエルト内の気温は5℃以下でシュラフカバーだけでは足の先から寒さが身に沁みながら横になっていました。寝れないかと思いましたがいつの間にか5時前に鶯の鳴き声で目が覚めました。辺りはすっかり明るくなっていました。5時のツエルト内の気温は3.8℃でした。
外に出て稜線に上がりました。冷たい風が吹き手もかじかみましたが新鮮な寒さが気持ち良くも感じました。
日の出前の金剛山がオレンジ色に浮かび上がっていました。5時10分、金剛山からご来光です。とても綺麗な一時でした。
 
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景色の写真を沢山撮った後ツエルトを撤収してお湯を沸かして朝食をしました。
6時過ぎメンバーの女性の方が昨日電車の遅れで参加出来
無かったが早朝に車で来られ同じコースをひとりで登られ合流されました。
皆その行動力に感服しました。参加メンバー全員揃い6時半出発し山頂広場で記念撮影し滝畑方面へ下山して行きました。
朝日に新緑が映え早朝の山は気持ち良かった。登山道脇にはツツジ、ウツギ(ツクバネ)が沢山さいていました。またハナイカダも
葉っぱの真ん中からお花を咲かしていました。
こんな早朝に岩湧山に登ったのは初めてでしたが滝畑からマイカーの登山者が8時頃から会うようになりました。
(電車バスでは滝畑は早くても10時前からの登山になります。)
8時過ぎ滝畑登山口到着、休憩。
8時25分出発、ダイトレの槙尾山へのコースを進む。
滝畑湖畔バーベキュー場は既に沢山の家族ずれがやって来て川遊びバーベキューをしていい匂いが漂ってきました。
 
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民家の間の階段を上がって行くと槇尾山施福寺への山道になった。
9時25分ボテ峠到着。9時46分番屋峠到着・休憩。10時2分追分け通過。10時30分施福寺到着。ここでちょっと早い昼食。
今日は良いお天気で沢山の参拝者も登って来られていた。
付近にはシャガのお花が沢山咲いていました。
 
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11時過ぎ出発。蔵岩へ向け進む。岩場にも沢山のハイカーが登って来られていたがザイルを垂らしての岩登りはされていなかった。
ちょっと休憩後、岩登り練習場の岩場へ下山。上部へ到着後リーダーがザイルを垂らしてもらいひとりづつプルージックで安全確保して岩を下りて行く練習をしました。ザックを下に置いて登り・下りの練習と懸垂下降の練習を数回しました。今日は早朝から歩いて来たので下りの踏ん張りに太ももが痛くなりました。ここの岩場も他に練習はしていなかったのでよく練習出来ました。
 
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14時半頃終了し駐車場へのコースを下山して行きました。
15時20分下山し16時のバスを待った。そしてバスを乗り継いで河内長野へ着いてメンバーと別れました。
ご一緒の皆さんお疲れ様、リーダーお世話になりありがとうございました。

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