連休の好天予報に誘われ山に行きたくて登って来ました。
感動的な風景を満喫してきました。
9日JR駒ヶ根駅前から6時発のバスに乗る。バスはまだ空席が有った。路線バスなので幾つもの停留所で止まり終点のしらび平(標高1662m)まで約50分の乗車だった、途中の菅の台バスセンター(一般車両駐車場)でいっぱいなりましたが。補助椅子を出して立つ人はいないようにしていました。
しらび平でバスを降りてすぐロープウェイの整理券を受け取った。
50分程待ちの7時40分台のロープウェイに乗れた。この日の最大待ち時間は4時間も有ったそうでした。
8時前標高2612mの千畳敷に到着。天気快晴、目の前に千畳敷カールの上に荒々しい宝剣岳の岩峰が迫っていました。初めて見る山様に感動しました。また反対側を見れば雲海が広がり富士山が頭を出していました。
登山届を提出して早速登り出しました。カールの遊歩道を進んで八丁坂を20キログラム以上の荷物を担いで登りました。コースタイム40分程の登りを1時間以上も掛ってしまいました。
乗越浄土に上がると山小屋宝剣山荘、天狗荘が目に入りました。
また中岳の向こうに駒ヶ岳も見えました。
宝剣山荘に行ってテントの受付(600円)を済まし、大きなザックを部屋の奥に置かせてもらって、サブザックに水・食料などを入れ宝剣岳を登りました。険しい岩山でしたが鎖がしっかり付いていて山頂へは直ぐに登れました。下山は極楽平の方へ進みました。途中何度も危険地帯を通りましたが無事また千畳敷へ下りました。
休憩後二度目の八丁坂を登りました。サブザックで軽いはずですが結構辛いものが有りました。宝剣山荘で水1リッターをもらって、大きなザックを担ぎ直し中岳を登り下りてテント場に着きました。テント場前に有る頂上山荘は昨日までの営業で閉められていました。既にテント場は2~30程のテントで埋まっていました。自分のテント場を見つけテント設営しテントの中で休憩しました。少し頭痛を感じてきて横になりました。
食欲もあまり無かったけど暖かいココアを作って体を温めました。
夕食はお水を入れて炊くだけのトマトリゾットでした。
辺りも暗くなり始め寝る準備にかかりました。シュラフカバーの中にマットを入れその中にシュラフをかぶって入りました。気温はどんどん下がりカイロを2つポケットに入れて寝ました。夜中、テントのフライが風でバタバタと大きな音をたてて目が覚めました。頭痛はマシになっていましたがテント内の気温は0℃近くまで下がり外の風は夜中ずっと強く吹いて大きな音をたててテントは大きく揺れていました。うとうとしながら明るくなり出したので起きて準備をしました。朝食は夕飯に食べなかったカップラーメンにしました。頭痛はすっかり無くなり快調でした。外はまだ風が少し有りましたが荷物を出してテントを撤収しました。東の空に雲がかかりテント場からのご来光は見れなかった。重いザックを担いで駒ヶ岳に登り出しました。テント場からは直ぐに上がれました。山頂からの景色は乗鞍岳、北アルプスもよく見えました。そして、山頂から馬の背の縦走コースを進みました。岩場が結構多くて大変でした。途中道迷いをしましたが直ぐ戻って正しい道を見付けました。
分岐で濃ヶ池の方へ進みました。池は大きな水たまりのよな感じで周りが一部凍っていました。前方稜線の上に山小屋の屋根が見えあそこまで頑張らないと思いながら進みました。最後の登りは数歩歩いては止まりの繰り返しで少しずつ進みました。
乗越浄土にお昼前に戻ってこれました。今日も快晴で沢山の登山者が登って来られた。下山するのがもったいない思いも有りましたが
沢山の写真を撮って八丁坂を下山しました。
ロープウェ前は乗車待ちの列ができていた。まだ整理券は発行されていなかったが列に並んだ。約30分待ちでロープウェに乗りました。もっとゆっくりもしたかったけどこれからますます待ち時間が増えそうなので早めに下りることにした。1時頃しらび平に到着。
まだまだ沢山の観光客を乗せたバスが到着していました。
JR駒ヶ根駅前行きのバスを少し待ってバスに乗りました。もう時間的に帰りの大阪行きのバスの心配は無くなったと思うとほっとしました。2時頃、駒ヶ根駅前に到着。駅前の和食店「水車」で駒ヶ根名物のソースかつ丼と生中で遅い昼食で登山の〆としました。本当は自宅に帰るまでが登山ですが後は4時40分発のバスで大阪に帰るだけなので気が抜けました。ここの「水車」は結構有名見たいで芸能人の色紙がいっぱい飾っていました。美味しい食事も済ませてバスの待ち時間をつぶすのがもったいない気持でしたが駅前はお店は少なく寂しい所でした。
バスは予定より遅れて5時前に来ました。高速の路線バスなので幾つもの停留所に止まりまた高速道路の渋滞も有り大阪予定到着時間の午後9時30分を2時間以上も遅れるかもと途中で運転手からのアナウンスが有り大阪からの電車の時間が心配になりました。
妹に事情をメールしたら快く車で迎えに行ってあげると返事が有り安心しました。でも渋滞は収まって結局1時間遅れで大阪に到着して十分電車で帰れましたが妹の車で楽して自宅まで無事帰りました。
今回は天気は申し分無く、初めての中央アルプステント泊単独登山で不安も有りましたが行き帰りのバスの少ない予約もギリギリ出来て無事最高の山行きになりました。(終)
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記事一覧
駒ヶ岳登山
蓬莱峡
岩湧山ハイキング
この3連休は奥穂高岳登山を山仲間と行く計画でしたが前日の悪天候と現地の天気予報も悪く急遽中止になってしまいました。実際は登頂の予定の今日は晴れ渡り絶好の景色が広がっていると思われた。
残念に思ったけど次回の楽しみが増えたと思い直しました。
大阪の天候も回復し雲は出ているものの日差しも有ってハイキング日和でした。
穂高に同行の山友さんが秋海棠が見ごろの情報を教えてもらって岩湧山へ行くことになりました。午前中は登山道から頂上に向けての本格登山でした。とても暑く大変でしたが昼過ぎ岩湧山山頂(897m)に無事登頂しました。登り始めから一人で登られていたYさんと意気投合して一緒に楽しく登りました。山頂からの景色はとても澄んでいて金剛葛城山から六甲山まで綺麗に見渡せました。
頂上で昼食して縦走のコースへ下山しました。途中の分岐から岩湧寺への道を降りました。道脇にヤマホトトギスのお花を見つけました。
そして岩湧寺周辺はピンク色の秋海棠の群生が我々を迎えてくれました。ベゴニア類のこのお花が一面に咲いている様子に感激しました。
そして四季彩館へ寄ってお花の勉強をして林道へ下山しました。長閑な山里の稲の収穫された後や収穫間近な稲の田んぼの景色を楽しみながらあまみ駅へ到着しました。
穂高に登っていたらこの景色は見れなかったと思うし、Yさんとも会えなかったと今日のこのハイキングの思い出を大事にしたいと思いました。(完)
アルバム
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芦屋ロックガーデン
山仲間と芦屋のロックガーデンへ岩登りの練習に行ってきました。
当日はベテランリーダと登山のコーチの方の指導の元、岩登りを体験しました。
阪急電車芦屋川駅前公園に9時集合で梅田から電車の中はリュックサックを担いだハイカーでいっぱいでした。
六甲山には沢山の登山道が有るので近くの様々な駅で降りられます。
芦屋川駅でも沢山のハイカーが下車されました。
駅前の公園で9名のメンバーと会い出発しました。
芦屋の豪邸の間を通って川沿いの道にはいってロックガーデンの茶屋に着きました。ここも大勢の人で賑やかでした。山道に入って沢の手前で自己紹介と準備をしました。ハーネスを腰に着けヘルメットをかぶって登ります。沢の岩を滑らないよう慎重に滝のすぐ横などを登って行きました。沢道が済むと青い空がまぶしい程光を浴びて岩山を登って行きました。人が登る所はえぐれて階段状になっているところも有りました。岩は結構もろく風化も進み砂利状で滑り安かった。
途中岩山からザイルで安全確保して降りる練習をしました。
お昼になって登山道の陰でお弁当にしました。
休憩後「ブラックフェイス」と呼ばれる大きな岩山の下に来ました。ここで本格的な岩登りの練習をしました。コーチの方が先に登ってザイルを上の岩まで付けて降りて来ました。順番にハーネスにザイルの先を付け常にザイルに引っ張られ気味で両足両手を使って岩を登る体験をしました。重たい登山靴は足の確保が難しく滑ってしまいました。でもザイルで繋がっていたので安心でした。
上まで何とか登り、次は降りる練習です。足元が見えないので不安でした。途中ザイルに体を預け懸垂降りも出来ました。
練習が終わって下山途中で一頭のウリ坊に会いました。?前でした(^^ゞ
六甲山は自然に沢山のイノシシがいるところです。今回初めて見ました。(キキのような山猫?も見ました!)
そして茶屋に戻ってカンビールを飲みました~
美味かった。(350mlが300円、500mlが350円?)
そして集合の公園に全員無事戻って来て解散しました。
梅田に戻り山友さんとビールも料理も期間限定の激安のお店に入って山談義に楽しい時間を過ごして帰りました。
この日は天気良すぎて暑かったけど真っ青な空と関空まで見渡せる景色と貴重な岩登りの経験と、そして久々の山友さんと思いがけなくご一緒出来た山友さんらと楽しい一日を過ごせました。
すぐ迫ってきた「北アルプス奥穂高岳」登山に向け練習も出来ました。リーダーのNさん、コーチのEさんお世話になりありがとうございました。(完)
白山登山2
今年2度目の白山登山に行ってきました。
今回は単独登山で往復金沢までの夜行バスとテント1泊です。
13日大阪22時20分発の夜行バスに乗り14日6時金沢駅到着。6時45発
登山口行き急行バスで9時前に登山口、別当出合(1260M)に着きました。
天候快晴で空の青さと緑が眩しかった。
登山届を出し水2Lを入れ準備して9時10分観光新道から登りました。ザックの重さ(水を入れて16~17kg?)と急な登りで大変でした。なんとか昼食場所の殿ヶ池避難小屋に到着。
稜線上は日差しがきつく暑さにも辛かった。この日の最高地点の黒ボコ岩(2320M)に到着し砂防新道を下山、南竜道を通り南竜山荘へ。テントの受付をしてテント場の南竜ヶ馬場(2080M)へ16時20分位に到着しました。
予定時間の30分オーバーでした。
テント設営後夕立ちが有り天気は直ぐに回復。サブザックに明日の準備をしてテント内で夕飯、ビール飲んで直ぐに寝ました。夜中目を覚ました外を見ると月明かりが周りを明るく照らしていました。
星も出ていましたが満天の星の様には見えなかった。
3時30分起床コーヒー用のお湯を沸かしポットに入れ4時テントを出発。展望歩道を登り、アルプス展望台で5時過ぎご来光。
天気は晴れ北アルプスの稜線も綺麗に見えました。室堂に向け登り白山もまだ綺麗に見えていました。しかし室堂(2450M)に到着の頃には辺り雲の中になっていました。コーヒーを入れ簡単に朝食して御前峰へ登り出しました。途中一瞬雲が無くなり室堂一帯と山頂を望めました。
御前峰(2702M)に登頂の頃は雲の中でした。晴れるの少し待ちましたが寒くなってきたのでお池めぐりのコースを進みました。周り真っ白で展望はさっぱりでしたが道端の高山植物は沢山楽しめました。
室堂に戻り休憩し11時に出発。暫くして雨が降り出し合羽を着て予定エコーラインのコースから下山。雨の中ニッコウキスゲが沢山咲いていました。テント場に戻る頃には雨も止み荷物の整理をしてテントを撤収。砂防新道を下山し甚之助避難小屋の頃雨がまた降り出して合羽を着て下山。雨に濡れた石の上を慎重に進み少し時間が掛かりましたが最終の17時発のバスには間に合いました。
19時半頃金沢に到着、駅前で夕飯してアパホテルで入浴・休憩し23時発のバスで無事帰阪しました。
アルバム
http://noburinm.com/hiking/HAKUSAN2
交通費:11150円
テント場:300円、風呂:1000円