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蓬莱峡岩登り補習講習会

2013.05.06

連休最終日、この日も朝から天気快晴、気温も温かくなった。
宝塚の蓬莱峡に岩登り・通過の練習に行ってきました。
蓬莱峡は風化した岩山が乱立する特異な風景が広がっています。
休日には岩に沢山のロープが下がって練習されているところですが、驚いたことに我々以外のグループは誰も来ていなかった。
(連休は練習で無く本番の山へ皆登られている!?)
それで、蓬莱峡(大屏風岩)を貸切状態で終日練習出来ました。
 
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講師の3名の先生にロープ(ザイル)の結び方(ダブルフィッシャーマンノット・エイトノットなど)の基本から、そして目的・用途などを学びました。
また、岩場など危険地帯での通過で安全確保するロープワーク(プルージック結び・セルフビレーなど)の指導を受けながら足の置き方・三点支持に注意して岩を登り降りして練習しました。
これらの知識・経験はロッククライミングをメインでする者だけでなく登山する者皆が危険な場所に遭遇した時に安全に通過するのに必要となるものと思います。知らないのと知っている、知っているだけと経験があるのでは生死を分ける程重要になってくる場合も有ると思います。
 
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練習終了後、宝塚駅前の珉珉で講師の先生、メンバーとビールを飲みながら山談義も出来て有意義な一日でした。
貴重な休日に我々の為に指導して下さった講師の先生に感謝致します。ありがとうございました。

赤坂山高島トレイル

2013.05.03

花の山でも知られる赤坂山へテント泊でゆっくりお花の撮影に登ってきました。
水2.5Lと重いカメラ、テント泊装備一式を詰め込んだザック(21㎏)を担いで行きました。
マキノ駅の観光案内所で「赤坂山の自然ガイドブック」を購入して駅前から国境行きのバスに乗る。
天気快晴の中、スキー場のゲレンデを登り稜線のトレイルを進む。景色は澄んで黄緑色の新緑が綺麗でした。
遠くに雪の白山も望めた。乗鞍岳は電波塔の跡の建物が有った。そして進むと直ぐに大きな関電の無線中継所が現れた。
トレイルは高圧鉄塔(50万V)の下を何度も通って、鉄塔めぐりの様な感じがしました。途中、若狭湾も見える所が有りました。
雪の重みでカールした木々の間を進み林道へ下りて行くと黒河峠のトイレ地点に到着してテント設営場所を捜した。
ここは特にテント場では無いですが登山者が幕営されています。
広い所はトイレ横の駐車スペース位しかないような所でしたが少し谷沿いに入った所で適当な場所で設営しました。
明るい内に食事(カレーライス)を済ませ寝れる準備をした。いつの間にか寝てしまい辺りは真っ暗になっていました。時刻は午後10時半過ぎテントから空を見上げると木々の間から星が沢山輝いていました。そして星空の撮影を数枚出来ました。
朝方のテント内の気温は8℃位で暖かかく良く眠れました。明るくなって食事して出発準備しました。この近くでは3張りのテントをされていました。
そして、赤坂山への登山口から登って行くと朝日に新緑の山肌が輝いてとても綺麗でした。
 
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琵琶湖も見え出し伊吹山もよく見えました。カタクリのお花は稜線上に群生では無く1,2輪がポツポツと咲いていました。三国山近くの湿原近くではトクワカソウ(イワウチワ)の薄いピンクのお花が沢山咲いていました。
 
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三国山へは赤坂山へのトレイルの分岐から外れて往復30分位の所に山頂が有りました。トレイルに戻り進むと目の前に荒々しい岩肌の崖が出てきました。この崖を上がると明王ノ禿と言われる所です。岩がもろく崩れそうな所に顔のような奇岩が有ります。
ここからの景色も琵琶湖からマキノの町が綺麗に望めました。
 
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一旦下って登ると赤坂山山頂です。ここでも360度のパノラマを楽しんだ後、下山して行きました。粟柄越は大谷山とスキー場への分岐点です。今回はスキー場への下山道へまだ出合っていないお気に入りのイワカガミのお花を期待して進みました。そのイワカガミの葉は光沢が有って沢山見かけましたが花は全く咲いていなかった。
まだ早いのかと思いながら下っていくと蕾が出ているのと出合いました。さらに下って行くと蕾が膨らんで少しずつ咲きだしているのが見え出しました。そして進んで行くとお花がきれいに咲いているイワカガミに出合えました。お花が下から順に咲いていく様子がとてもよく分かりました。そしてイカリソウのお花も目立って来ました。
 
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計画通り進みましたが調子ヶ滝の標識に滝を見にコース変更しました。セラピーロードと名付けられた林道を登って行くと勢いよく落ちる滝に着きました。
犬を連れた観光客もゲレンデから登って来られていました。滝の岩場にニリンソウも咲いていました。そして来た道を戻って下りて行くとスキー場のゲレンデに着きました。
そこは、びっくりすることに沢山の大型テントと車で埋まっていました。夏はオートキャンプ場になるようでした。ちょうど昼時だったのであちらこちらでバーベキューをされていい匂いが漂っていました。キャンプ場を抜けるとパターゴルフ、ゲートボール場も有りました。そしてマキノ高原温泉さらさに寄って汗と疲れを流しました。入浴後レストランで生ビールとヤーコン麺(細うどんの様な麺)を頂きました。帰りのバスが計画していた時間より早い便(14:13発)が出ていてそのバスに乗って帰りました。
今回の山行は春のお花撮影と今夏アルプス縦走のトレーニングのつもりで行いました。終日お天気良く、沢山のお花にも出合え、体力的にも問題なく終われ楽しい二日間でした。
 
★ アルバム公開中 ★ https://plus.google.com/photos/107208374449436810810/albums/5874390919859976673?authkey=CPTl8dHiw5PO4AE
  
★ 山行記録 ★
5/3
9:26 マキノ駅着
10:32 国境スキー場
12:25 乗鞍岳(865.2)
15:24 黒河峠(幕営)
5/4
6:10 黒河峠登山口
7:30 三国山(876.3)
8:25 明王ノ禿(花崗岩のガレ場・奇岩)
9:08 赤坂山(823.8)
9:32 粟柄越(分岐)
10:53 武奈ノ木平(東屋・休憩)
11:52 調子ヶ滝(セラピーロード)
12:27 登山口
12:36 マキノ高原温泉(入浴・食事)
14:50 マキノ駅発

★ 出合ったお花 ★
イワナシ(乗鞍岳-前)
ミヤマカタバミ
アセビ
ショウジョバカマ
カタクリ(乗鞍岳-赤阪山)
トクワカソウ(イワウチワの変種 三国山‐前後)
オオカメノキ
タムシバ
オオイワカガミ(イワカガミ 粟柄越~)
ニリンソウ(調子ヶ滝)
トキワイカリソウ(イカリソウ 武奈ノ木平~)
ニシキゴロモ
スミレ
サクラ(セラピーロード)

金剛山(ニリンソウ花見)

2013.04.29

天気晴れ、9時登山口出発
9:55~ニリンソウ撮影。まだちょっと早かったようでほとんどが一輪だけが咲いている状況でした。


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                 カトラ谷 ニリンソウ畑
 
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            今日はカケスが近くまで来てくれました。
 
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                 これは イチリンソウ です。

今度は5月中旬、クリンソウの花見予定。
15時下山。
(ブユ?に右手を刺されて翌日太った手のようになってしまった。)

コメント一覧

久美子 (05/05 09:06) 修正

ニリンソウ、、川中美幸さんの、歌で、ニリンソウが、ありますが、どんな花、なのかなっと、思ってました

可憐な、花なんですね、、、

のぶりん (05/07 22:23) 修正

この時はまだ少し早かったですが一つの茎から二輪のお花が咲いている様子は歌のようです。

長居植物園

2013.04.27

都会のオアシス
 
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                 ここは、大阪市内です!
 
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槇尾山岩登り講習

2013.04.21

岳連の岩登り講習に参加しました。
前日の雨は降り続いて雨天の中の岩登りを覚悟していましたが、朝方止んでくれました。8時に中百舌鳥駅前に集合し17名(講師4名)と車で槇尾山に向かいました
9時前に駐車場に到着しストレッチ体操をして岩場の有る山へ登りました。10時20分前大きな岩場の前に到着。コーチがロープ4本を上から垂らし一人ずつプルージックで安全確保しながら登って行きます。人数が多いので順番待ちの時が寒かった。午前中は雨で濡れた岩が滑り易く大変でした。下りも傾斜の緩い時は正面を見て下りる練習や肩掛け懸垂下降の練習をしました。昼食後陽射しが出てきて岩は乾きだして登り易くなってきた。5,6回の繰り返しを練習ができました。
 
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15時過ぎザックを担いで練習した岩を登りました。ザックの重さの分後ろに力が掛かり足の置き場に緊張しながら上まで無事登れました。
すっかり青空が出て山頂近くの岩場からは景色が綺麗に望めました。
西側には関空から淡路島、明石海峡大橋まで、東側には葛城、金剛山から岩湧山、など新録が綺麗に望めました。
 
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17時過ぎ駐車場に戻ってストレッチ体操をして終わりました。

岩場に慣れるには場をを何度も踏まないと感覚がなかなか身に付かないです。岩登りは安全確保していても緊張してしまいます。

コメント一覧

KASUMIN (04/23 09:22) 修正

この日蓬莱峡で予定されていたのは、中止になりました。こちらは実施されたのですね。
なので私は、北摂の鴻応山へ行きましたが。

写真はよく取れていますね。でも風きつかったのでは?

のぶりん (04/23 18:31) 修正

こちらは雨天決行です。
以前、台風の中でも決行されたとか。
一旦山に入ればどんな状況になるかも分かりません。
雨の中でも安全に行動出来るスキルは大事と思います。
でも無理して行動すれば危険が増すので止めることも大事と思います。

この日は天気が良く当たる予報より早く回復してくれ良かったです。岩場の上では風が強くて寒かったです。

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